未成年の飲酒は法律で禁止されています
ローラン・ルーミエは年々世界的に人気が上昇し、入手困難になっている。
年々、世界的な人気にともなって価格が上昇するローラン・ルーミエだが、このオート・コート・ド・ニュイは最もリーズナブルなもののローラン・ルーミエの入門としてとても適している。
それは例年ならこのキュヴェはあと数年は熟成させなければ飲めないのにこの2015年は1990年以来25年ぶりの素晴らしいヴィンテージで今でも充分楽しむことができるからだ。
私はインポーターであるとともにソムリエとしてワインバーのカウンターに16年間毎晩立っているので(ワインバー・ザザhttps://tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28009144/ )、ローラン・ルーミエのファンのお客様からも色々なご感想をうかがっているが、
「ローラン・ルーミエは素晴らしいが、一体いつになったら飲めるんだ?!」
というご意見を何度も聞かせていただいた。しかし、この2015年はリリース直後から酸、アルコール、タンニンなどの要素が今の段階で整っている。そのためにあたかも熟成したかのような錯覚を覚えさせる。ローラン・ルーミエのようなクラシカルなワインを造るドメーヌにとっては、2015年はローラン・ルーミエファンにとって夢のようなヴィンテージだ。
〈このキュヴェの特徴〉
西側の台地の上にあって涼しいため、良い酸が蓄えられる。
しかし、2015年のヴィンテージを反映して心地よいものだ。
〈新樽比率〉
新樽の比率はシステマティックに決まっているわけではなく、その年のブドウの生育を観察しながら決定される。およそ5%の新樽比率。
〈樽熟成〉
18か月の樽熟成の間に2〜3回澱引きを行う。
澱引きの目的は、
・樽熟成中は還元気味になりがちなので、ワインに空気を与えて開かせる効果
・樽から樽へと樽を変える。ハーモニーが整ってくる。
〈土壌〉
粘土石灰質
〈アルコール度数〉
アルコール12.°